オーロラを撮ろう


アナログ式カメラで撮影

◆使用するカメラは?
アナログ式による撮影は一番簡単な方法です。APSやポラロイドなど種類はいろいろありますが、やはりオーソドックスで操作が 簡単な一眼レフをオススメします(図1)。露出時間を10秒以上にすることができる機構があるものをお選び下さい。
 
図1 一眼レフ全体図(ペンタックスSP) 図2 撮影スタイル


◆他に準備するもの
 他に準備する機材は次の6点。

        
図3 必要備品セット(左からフィルム、レリーズ、カイロ、三脚、懐中電灯)

フィルム
 フィルムはもちろん35mmカラーフィルムをお買い求め下さい!詳細は次項をごらんください。

レリーズ
 レリーズは、カメラぶれすることなくシャッターを押すことができ、露出時間に応じてシャッターの開閉を自由にするひも状の道具です。接合部はおねじになっていて、シャッターにねじこめるようになっています。 もう一方側にある突起を押すことによりレリーズ内臓のワイヤーがシャッターを押します。その突起部にはストッパーがついており、長時間撮影でも手放しで撮影できます。
 レリーズにも種類があり、20cm程度のものから100cmを超えるものまであるようですが、30cm前後あれば十分です。カメラ屋などで購入できます。
カイロ/ヒーター
 カイロは金属ケースの中に固形や液体燃料を入れるタイプ(別名ハクキンカイロ)や、市販の活性炭使い捨てカイロがあります。カメラ全体を覆えるように工夫してください。固形燃料カイロや液体燃料カイロはカメラ屋で購入できます。
(編集局より)
 金属製のカイロは危険物の部類に入る可能性が大きいので注意しましょう。没収されたら凍結防止の別の手を考えましょう。

 ヒーターはカイロ同様カメラの凍結防止のために設置するものです。カメラ全体を覆えるように工夫してください。カメラ屋などで購入できます。
三脚
 三脚は、カメラ底部にあるめねじ部とカメラを結合させ、固定する道具です。カメラ屋などで購入できます。

懐中電灯
 手元を照らすために必要です。しかしそのままでは光が強いため、不意に光があたり周りの撮影者や観望者に迷惑がかかるし、自分も目がくらみます。できれば赤いセロファンなどで覆って使いましょう。

筆記セット
 メモ帳、ペン、鉛筆、消しゴム、定規、腕時計(これは筆記ではないけど・・)などなど。撮影データを残しましょう。


◆フィルムの種類 ◆フィルムの感度(ISO)について
 35mmカラーフィルムにはリバーサルタイプとネガタイプ2種類あります。

 リバーサルフィルムはフィルム面に観たまま映したままの色で写りこむフィルム。スライド用などに使われ、発色はいい。カメラ屋で販売しています。

 ネガフィルムは、フィルム面にオレンジとセピアの2階調色で写しこまれるフィルム。スーパー、コンビニでも入手可能な程、手軽さと量販の点ではリバーサルに勝ります。

 粒子(プリント面に映し出される細かいツブツブ)や感度面など改良されています。しかし、一般に高感度になればなる程、短時間で撮影できますが、粒子は粗くなります。

 超短時間で「ド迫力のオーロラ」を撮りたい、少々地味なオーロラでもはっきりと撮りたいならば感度1600のフィルム、1分くらい露出時間かけてでもいいから「見た目に近い、トロッとしたやわらかい風合いのオーロラ」を撮りたいならば感度400〜800くらいのフィルム、という具合に貴方のお好みに合わせてお選びください。


◆焦点距離と絞りについて ◆使い捨てカメラ/レリーズ使用できないカメラ
 焦点距離はダイヤルをまわして無限遠(∞マークがかいてあるところまで)にあわせてください。絞りは最小値に。(図4)
 また、露出時間が自在に変えられるのにシャッターボタンにレリーズが取り付けられないタイプのカメラや、花火撮影に適した使い捨てカメラなどもあります。これらは露出時間を変えられるものなので、一眼レフがない方はこちらでトライしてみるのもおもしろいでしょう。

 ただ前者は、露出時間にして15秒くらいの間シャッターボタンを指で押し続けなくてはなりません。
 後者も同様のことが言え、更に三脚を取り付けるめねじ部もないので、撮影は更に困難になると思います。


(お知らせ)
使い捨てカメラやレリーズ使用不可のカメラ、露出時間が調整できないカメラなど、オーロラ撮影には不向きなカメラでステキなオーロラ写真撮影に成功したド根性と強運の持ち主の方は、写真と撮影データ(カメラ名、フィルム名、撮影時間、露出時間、絞り値など)と体験談を弊HPまで是非お寄せ下さい。粗品を贈呈致します!(^^)
◆露出時間について
 ふつう、人物撮影には感度100〜400ぐらいのフィルムで露出時間は1/125秒ぐらいでしょうか。

 しかしオーロラ撮影の場合光が弱いため、フィルムの感度にもよりますが、露出時間は15〜60秒ぐらい必要です。

 一般のカメラには露出時間を調節する機能はついてないことが多いです。図6のようにB(バルブ)かT(タイム)という表示がついた露出時間調節ダイヤル付のカメラが必要です。オーロラ撮影時はこのダイヤルをBかTに合わせてください。

 またブレを防止するため、レリーズと三脚を設置してください。

図4 焦点距離と絞り

図5 カメラ上部

図6 露出時間調節ダイヤル

焦点距離は上の赤い囲み。無限遠(∞マ
ーク)にあわせる。絞りは下の赤い囲み。最も数値の小さい方にあわせる。
(最右から)巻上げレバー、シャッター、露出時間調節ダイヤル。最左はフィルム巻取りツマミ 赤囲みのようにバルブ(B)かタイム(T)と書いてあるところにダイヤルをあわせる。


◆凍結防止の必要性 ◆DPEにフィルムを出す時の注意
 どのカメラにもいえることですが、カメラを少しの間でも外に出しっぱなしにしておくと、そのうち凍結してしまいます。

 凍結とは具体的にいえば、以下のようなことが起きることを言います。
 ・シャッターボタンが押せなくなる
 ・シャッターがあがったまま元に戻せなくなる
 ・フィルムレバーが動かなくなり巻けなくなる
 ・レンズなどに結露(ていうか霧氷)が付着し、カメラの
  品質を損ねる など

 1〜2コマ撮影ごとにかばんやポケットにしまい、凍結防止に努めましょう。

 外に曝して置くときはカメラにヒーター装置を巻くか、市販カイロを巻くなどして工夫してください。

 寒冷地なのでヒーター使用の場合はバッテリーがいつもよりとても早く消耗します。あれば予備を持参しましょう。

 市販カイロの場合熱が消えてしまうことがあるので、通気性のよいハンカチやタオルなどで覆い、そしてカメラに巻いてください。

 そしてヒーターやカイロなどを巻いているときでも、ちょっとの間撮影をオヤスミする時は必ずかばんやポケット、コートの内側などにしまい凍結防止に努めてください。
 一般写真とは違い、暗夜部分の多いコマがフィルム面上に並びます。

これを普通に現像に出すと、なにも写ってないとかシミとかいうふうに判断されてしまい、コマの真ん中で切断してしまうことがあります。
          
     図7 ネガ。実は真中のコマがオーロラ写真

 オーロラを撮影すると、光が強烈ではない限り、図7のようにネガのコマに映し出されます。するとDPEは間違いなく真中で切断します。それを阻止するために、DPEにはあらかじめ次のように依頼しましょう。

 @DPEに切断をお願いする時
 「オーロラ写真が写っているのでフィルム切断には注意してください」

 A撮影者が切断する時
 「フィルムは長巻のままでお願いします(切断するなという意味)」 ※Aの方法で注文した方は、フィルムシートに入れられるように、後はご自分で切断してください。


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