ムルマンスク便りVol.3

 お待たせしました。今回の「ムルだよ」は現地で奮闘中の美人日本語教師からの便りを掲載します。とりあえず今回は昨年12月に市北部の文化宮殿で開催されました「セーヴェルヌィザーモク(北の城)・フェスタ」の紹介です。多忙の合間にちょびちょび書いていきますので、のんびり待ってあげてくださいね。 :)


  こんばんは。ムルマンスクで教鞭をとっていますAです。 今日はテーマのラインナップと、ニュース第3位の「ちぇぶさんフェスタで篠笛を披露」についての原稿を送ります。ワード1ページ半と、長くなってしまいました。今後残りのニュースのほかに、おまけ、検定試験のことなども書くつもりです。この調子だと、全部書き上げるのに1年かかるかもしれません!
   〜2004年ムールマンスク生活3大ニュース〜

■第3位 ちぇぶさんムールマンスク市民フェスティバルで篠笛(しのぶえ)を披露

■第2位 曹長さんの弟S君イースン・ワイーガド先生の合気道セミナーに特別参加    
■第1位 第2回日本映画祭開催
■おまけ
 *スピリナ・ナタリアさんのお宅でブリヌイ講習会
 *フィンランド・ノルウェー旅行
■日本語検定試験



■第3位 ちぇぶさんムールマンスク市民フェスティバルで篠笛(しのぶえ)を披露【2004.12.11】

 留学生のちぇぶさんが、12月11日に開催された市民フェスティバルに参加し、篠笛の演奏をしました。ちぇぶさんは以前何度か私の生徒の前で演奏してくれたんですが、それを聞いた私のクラスの生徒Dさんがひどく気に入り、彼の勧めでフェスティバルに参加することになりました。Dさんは剣道ができ、胴着も自分で作ることができますし、フルートも演奏する多芸多才な男性です。

 当日、私は体調をくずし行けなくなってしまいました。留学生2人はこちらに来てから間もないですし心配でしたが、DさんがちぇぶさんとS君(もう1人のロシア語留学生)を会場まで連れていってくれることになっていたので、まあ大丈夫だろうと思っていました。(だから以下、このニュースは2人の話に基づいて書いています。)

 このフェスティバルにはムールマンスク市民が比較的自由に参加できるので、参加希望者が多いそうです。クラシック、ジャズ、ロック、民謡など、色々なジャンルの音楽や、バレエ、タップダンス、ジャズダンスなどが披露され、会場は大賑わいだったとか。

 Dさんもフルートをやっていて、ちぇぶさんの前に演奏予定だったのですが、順番になっても現れず、彼をぬかしてちぇぶさんの番になりました。Dさんは来ないし、案内係が何を言っているかわからず、ちぇぶさんは不安なままステージにあがることに。ステージでは、がちがちに緊張して音がよくでなかったそうです。でもお客さんは、異国のメロディーに酔いしれたことでしょう。

 ステージは無事終わりましたが、フェスティバルが終わってもDさんは姿を消したまま戻って来ませんでした。Dさんの知り合いが、事情を説明しにきたようなのですが、彼の話によると、Dさんはフルートの演奏で出演予定だったのに、このときどういうわけか剣道の練習をしていて、練習中に足の指の骨を折って病院に運ばれたということでした。






 さて、問題はどう家に帰るかです。Dさんの怪我の様子も心配でしたが、会場まではタクシーで来たし、すべてDさんにまかせていたので、自分たちがどこにいるかもわからないという状況でした。

 だったらタクシーを拾えばいいじゃないか、と思われるかもしれませんが、ムールマンスクでは、いわゆる「白タク」はほとんどなくて、ここの人たちは、タクシーを使う場合は、電話で予約して呼びます。(町中にタク会社の広告が貼ってあります。競争が激しいみたいです)もちろん、道でもつかまえられますが、お客さんが乗っていることが多いです。それにロシア歴も浅いし、まだロシア語にも慣れていないし、自分でタクシーに乗ったことがないし、真っ暗だし…。ムールマンスクに来て間もない2人は、帰るすべを知らず、 路頭に迷ってしまいました…。

 その時、「どうしたんですか???」と後ろから声が! 2人いわく、天使がおりてきたと思ったそうです。そしてふりかえってみたらその声の主は、なんと私のクラスの生徒E君でした。ちぇぶさんとS君はすぐさま彼に事情を説明しました。すると、E君が2人を送ってくれることになりました!しかもバス停に行く途中、ビールをおごってくれたそうです。E君に会わなかったら、2人は途方に暮れていたに違いありません。その時以来、E君は天使様と呼ばれています。たまに、羽と天使の輪も見えるそうです。

 そしてちぇぶさんは無事家に帰ってきました。(私と一緒に住んでいます)疲れきった様子でしたが、興奮気味に、フェスティバルと帰路のことを語ってくれました。

 それからDさんに電話しましたが、幸いDさんの怪我は軽かったようで、骨折したとはいっても歩くのに支障はないと言っていました。(指の骨折ってそんなものなんでしょうか!?)

 とにもかくにも、留学生2人にとっては、私の生徒が感動と恐怖(?)を与えてくれ、そして優しさにもふれることができた、印象に残るイベントだったと思います。 以上です。



HOME | はじめに | ムル観光 | オーロラを観よう! | 地図と交通 | ロシア留学・日本語学校 | ムルマンスク便り
ムル&コラみやげ | リンク | ミニロシア語 | BBS | サイトマップ | お問い合わせ | 広告掲載依頼


100%留学リンク集 NPO神奈川県日本ユーラシア協会 NPO日ロ交流協会 ロシア物産onlineショップ「うにべるま〜ぐ」 ムルマンスク旅行代理店「セレブロフパノイ」留学生.net ロシアンぴろしき アエロフロート

All right reserved, Copyright(C) Murmansk Personal Info. 2005.
このページの文章、画像等一切の無断使用を禁止します。また、リンクを張る際は必ずご連絡下さい。